中学入試と理科の水溶液の問題

中学入試の理科では水溶液の性質をしっかりとおさえる必要があります。
水溶液とは、水(溶媒)に何か(溶質)を溶かしたものですが、共通する性質は透明であることと濃度が均一であることです。
透明というのは、無色透明ということではなく色がついてる場合もありますが、向こう側が透けて見えるということです。
濁って向こう側が見えないのは、ただ水に混ざっているだけで溶けているとは言わないのです。

 

水に何かが溶ければ水溶液なのでその種類は膨大な数になりますが、中学入試でおさえるべきなのは、塩酸、酢酸水、ホウ酸水、炭酸水、さとう水、食塩水、アルコール水、石灰水、水酸化ナトリウム水溶液、アンモニア水の10種類ほどです。

 

特に良く問われるのは、それらが何性でリトマス試験紙で調べた時に何色になるのかということです。
リトマス試験紙には赤色と青色があり、赤色のものはアルカリ性に反応し青色に変わり、中性や酸性に対しては赤のままです。
逆に青色のものは酸性に反応し赤色に変わり、中性やアルカリ性に対しては青のままです。

 

先ほどの10種類のうち、酸性なのは塩酸、酢酸水、ホウ酸水、炭酸水。つまり、酸がつくものは酸性だとすると覚えやすいでしょう。
ただし、水酸化ナトリウムだけは「酸」の字がついていますがアルカリ性です。

 

これだけは特にしっかりと覚えておきましょう。
その他、石灰水、アンモニア水がアルカリ性です。酸・アルカリどちらでもないのが中性です。